「十二人の怒れる男」
公開:1952年
出演:ヘンリー・フォンダ
監督:シドニー・ルメット
「有罪」だと確信している11人の陪審員たちに対し、
たった1人「無罪」を主張する男が徐々に周りを説得していく映画
映画を選ぶ際に個人的な良い映画の条件というのがあります。
・登場人物が少ない
・限られた空間のみで展開していく(スケールが大きくならない)
・余分な恋愛要素がない
今回のこの映画はまさにこの条件がぴったりあてはまる映画でした。
必要最低限の要素のみで表現された映画というのは、
やっぱり魅力的です。
脚本もさる事ながら、途中席を立ち外を見るシーンや、
汗だくで議論するシーン等、
確かにそこで長時間監禁され議論しているというのがリアルに伝わってきました。
「その土曜日7時58分」という大好きな映画が、同じシドニールメットの作品なので、
シドニールメットの他の作品も観てみたいと思います。