「博士の異常な愛情」
公開:1964年
出演: ピーター・セラーズ、ジョージ・C・スコット、スターリング・ヘイドン
監督: スタンリー・キューブリック
スタンリー・キューブリック SF3部作の1つ
アメリカ空軍司令官が精神異常をきたし、独断でソ連への核攻撃を開始
アメリカ政府はなんとかこの危機を回避しようとソ連政府へ通達するが、
ソ連には攻撃を受けた際に自動発動する生物全滅兵器が存在する事が明らかになる。。
これは相当面白かったです。
各兵器誤爆しといて、「このままではソ連の報復で1億人以上の犠牲がでる。
その前にソ連の基地を全てたたけば2000万人の犠牲ですむ」とか
まさに日本に核爆弾落としといて世界平和のために必要だったとか言ってる
アメリカ人そのものですね。
最後の核爆発シーン(実際の写真を利用した)も秀逸でした。
重くなりすぎないシニカルな雰囲気も最高です。
これでキューブリックのSF3部作は全て観た事になります。
個人的な順位は
1位 博士の異常な愛情
2位 時計仕掛けのオレンジ
3位 2001年宇宙の旅
ですかね。「博士の異常な愛情」がダントツです。
ちなみに本作の正式タイトルは
「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」
らしいです。
長過ぎ