「21g」
公開:2003年
出演:ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
命を奪った者
命を奪われた者
命を与えられた者
3人の人生を通して命の重さとは何かを問いかける映画
タイトルは人が死ぬ瞬間に体重が「21g」だけ軽くなった(=魂の重さ)という
実際の実験結果をもとにつけられたものです。
(100年くらい前の実験なので、信憑性は薄いですが。。)
高校時代に一度見て、面白かった記憶はあるものの、
内容を完全に忘れてたので、もう一度みました。
重いテーマですが、やっぱり面白かったです。
それぞれが絶望の淵で何か(宗教(神)、愛、ドラッグ)に救いをもとめるのですが、
果たしてそれで本当に救われるのか。。
現実の残酷さを噛み締めて生きる事が
命の重さをはかる事なのかという事を考えさせられる映画です。
後、ナオミワッツの作られた感じのない
自然な演技、表情が素晴らしかったです。