ダンサーインザダーク

みました!
周りに散々オススメされて
遂に見ました!
親の遺伝により盲目という宿命を背負いながらも毎日を懸命に生きる主人公セルマ
そんな彼女にとっての生きがいは我が子とミュージカルだけだった
しかし運命は彼女からそのたった二つの生きがいすら奪っていく
というお話
感想・・・

川嶋が物語に吸い込まれるって言っとったけど、中々どうして全くその通り!!

この映画ストーリーや演技もさることながら構成や演出、映像、音楽が素晴らしかった!!
現実世界は色みも少なくカメラもドキュメンタリーのような不安定な撮影で殺伐とした世界が表現されていて
それとは対照的にセルマの空想世界はカラフルでしっかりした構成で表現されていました
この映画のタイトルは盲目のダンサー=ダンサーインザダーク
という意味もあると思いますが自分的には現実の悲惨さ絶望を忘れるために
自分の頭の中だけではダンサーでいられる→空想世界でのみのダンサー=ダンサーインザダーク
のような気がしました
ミュージカルも単にミュージカルとしてみせるのではなく
頭の中の想像としてみせる事で僕が普段ミュージカルに対して感じる嘘っぽさや分かりにくさもなく見やすかったです
結構鬱映画と聞いてみたんですが
僕的にはせつなくさみしい映画である事は間違いないけど
鬱っていう感想は持たなかったです
散り際の美しさを大切にする日本人の「わびさび」を感じさせる映画なので
僕の心はギュッとつかまれました
オススメです!

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